2016/08/29

Haze again

最近、シンガポールではヘイズがひどくなってきました。

私は、花粉症兼ヘイズアレルギーなので、非常に辛いです。観光で来ている方も、あまりの空の曇り加減に驚いているようです。

症状は、目のかゆみ、鼻水、お腹周りの湿疹です。初年度はそうでも無かったのですが、昨年から悪化したので、病院で薬をもらっています。

毎年F1のシーズンになるとひどくなる気がします。昨年はヘイズを止めてもらうために、インドネシアに10億円払ったらしいので、これからの数週間は微妙な駆け引きがあるのでしょうね。

ちょうど、日本に出張する機会があるので、9月はシンガポールから退散します。

追伸 日本大使館から下記のような連絡がありました。(ご参考にされてくださいって、現地の人の訳ですかね(笑))

在留邦人の皆様へ

大使館からのお知らせを送付しますので、ご参考にされてください。

(本文)

Haze(ヘイズ/煙害)発生に関する注意喚起について(2016年8月30日)
                                                在シンガポール日本国大使館

1.現状
スマトラ島での焼き畑によって生じるHAZE(ヘイズ/煙害)により、先週末から今週にかけて大気汚染の指数であるPSI(3時間平均)が、不健康(Unhealthy)とされる数値を示しました。
 27日午後1時のPSIの数値は78-136を観測しました。シンガポール政府は、このような状況は、暫く続くと予想しております。

2.対策
 シンガポール国家環境庁がホームページ上で公表している濃度をこまめに確認し、濃度に応じて(下記表参照)屋外活動を控える、マスクを着用するなどの対策をご検討ください。
 また、大使館のHPに2015年10月に実施しましたヘイズについての健康安全講話について掲載しておりますので、ご参照下さい。
『ヘイズについての健康安全講話 質疑応答集』
http://www.sg.emb-japan.go.jp/ryoji_OSHIRASE_hazekowa_shitugioutou_j.pdf
『ヘイズについての健康安全講話 資料』
http://www.sg.emb-japan.go.jp/ryoji_OSHIRASE_hazekowa_shiryou_j.pdf

3.健康への被害(シンガポール保健省の発表)
 シンガポール保健省のウェブサイトでは、健康への被害について、以下のように言及されています。
・健康な人は、数日間の短期間のヘイズ暴露であれば、一般的には、目、鼻、喉の刺激以外の重大な健康問題を引き起こすことはありません。
・慢性的な心臓疾患や肺疾患をお持ちの方や子どもや高齢者の方で、もし、体調の不調を感じた場合は、医療機関で診察を受けることをお勧めします。

○表(PSIの数値と健康被害)(シンガポール国家環境庁(NEA)公表)
PSIの数値
  50以下  (良好:Good)
       一般的に影響なし
  100以下  (適度:Moderate)
       一般的に影響なし
 101-200   (不健康:Unhealthy)
       一般的な人は、継続的(数時間続くような)または激しい屋外活動を減らすこと。高齢者は、継続的または激しい屋外活動を最小限にすること。心肺に関係する持病のある人は、継続的または激しい屋外活動を避けること。
 201-300  (非常に不健康:Very Unhealthy)
       一般的な人は、継続的または激しい屋外活動を極力避けること。高齢者は、屋外活動を最小限にすること。心肺に関係する持病のある人は、屋外活動を避けること。
 301以上  (危険:Hazardous)
       一般的な人は、屋外活動を最小限にすること。子供、高齢者、心肺に関係する持病のある人は、屋外活動を避けること。

 ○PSI濃度及び濃度基準(シンガポール国家環境庁(NEA)HP内)(英語)
 http://www.nea.gov.sg/psi/

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