2015/12/26

現在のポートフォリオ PART2

いろいろな方のブログでも紹介されていますが、現在シンガポールはとにかく家賃が高いです。(香港よりはマシらしいですが)
都心近くのコンドミニアムに住むと、家賃40万円〜50万円近くはするのでなはないでしょうか。最近は減少傾向にあるものの、30万円の予算で郊外(郊外といっても、通勤には1時間程度)のコンドにようやく住めるような感じです。単身者ですと、もう少し安くなりますが、自費で負担するのはかなり大変です。

それとは逆に、シンガポールREITの配当は非常に高く、今日現在の平均は7.332%となっています。シンガポールには配当課税の制度はありませんので、丸々配当を受け取ることができます。

データは、http://reitdata.comを参照しております。

オフィスビル系
Suntec Reit : 6.435%
Keppel Reit : 7.273%

住居系
Ascott Reit : 7.077%

ロジスティック系
Cache Log Trust : 9.279%
Mapletree Log Trust : 7.477%

9%台の配当となると、本当なのかと疑いたくなりますが、シンガポールREITも今年に入ってから株価が落ち込んでいるためです。私は債券の代わりと思って組入れているのですが、思ったよりも価格変動が大きいですね。他にもインドネシアへの投資対象のものもあり(Lippo Mall Trust : 9.625%)、欲しいと思っていますが、現在は見送っています。

ただもちろん、日本円ベースで考えると為替リスクもありますし、シンガポールバブルが弾ければ、影響は大きいと思いますので、ポートフォリオの20−25%程度にとどめておこうと思います。シンガポール政府のコントロールが強いので、バブルが弾ける確率は他の国よりは低いとは思いますが、普通の中古マンション(HDB:日本でいう公団)でも5,000万は下らない現状はやはりバブルなのかなーと、思ってしまいます。

では誰が買っているのかというと、ローカルの人たちはほとんど共働きで、高い住宅と車のローンを払い続けているのが現状です。だから、シンガポール人の幸福度は低いのかもしれませんね。最後はなんだか身も蓋もない話になってしまいました。








0 件のコメント:

コメントを投稿