2016/01/30

インターナショナルスクールの費用

ようやく忙しい1月が終わりました。

この時期になると、次年度(インターナショナルスクールは8月中旬から新年度開始というところが多いです。ローカルスクールの新年度は1月からです。)の学校をどうするか検討する時期です。一般的には、2月から4月までオープンスクールに参加し学校の雰囲気を掴んでから、アプライします。

私もシンガポールに移ることが決定した際に、まず学校の選定から考えました。
住居も学校に近い方が良いと考えて、まずは学校選びからスタートし、事前にいくつかの学校にアポイントを取って、一度2月に自費で来星し、2月中に必要書類を集め、3月にアプライし、数週間後に合格通知を受けました。

通常は学校に Admission Managerという受験相談窓口の方がいるので、その人に学校案内や受験な書類のアドバイスをもらいます。人気のインター校は、Waitling listなる希望者待ちリストがある場合もあり、日本から来る初年度は、リストがある学校は避けざるを得ません。

シンガポール・インターナショナルスクールで検索すると沢山の学校が出てきます。学校選びは奥方の意向で選ぶことが多いと思いますが(笑)、気になるのは費用です。

受験料 : SGD 300 - SGD 500
入学一時金 (facility fee) SGD 3,000 -8,000
年間授業料 : SGD 25,000 - SGD 40,000
EAL (English Additional Language): SGD 5,000 
スクールバス : SGD 2,000 - SGD 3,000
親の交通費 : SGD 1,200 

総額で、SGD30,000 - SGD50,000(日本円で年間240万円〜400万円) はかかると思います。結構学校によって差があります。入学一時金は、かかる学校とそうでない学校がありました。

年間授業料は、人気の学校は高めの傾向です。

EALもある学校とない学校がありますが、両親ともに日本人の場合は、あった方がベターだと思います。特に初めてのインター校であれば、個人的には必須だと考えています。

想定外の費用としては、スクールバス費用と頻繁に学校に行くためのタクシー代です。ほとんどの学校は駅のそばにないため、急な呼び出しや先生との面談は、タクシーを利用せざるを得ないケースがほとんどでしょう。

ランチはお弁当を持参するか、学校のカフェテリアで大人顔負けのランチ代を払うかの選択となります。(改めて気づきましたが、日本の給食制度は格安ですね)

日本にいながら学校を探すのは、ネットでの情報取集がメインとなると思いますが、学校の雰囲気を掴むのは非常に難しいかと思います。

では、何を基準に選ぶか?
わずか2年足らずの、男性目線から申し上げますと、

ポイント :子供と学校の相性

の一言に尽きるような気がします。

何だそんなことか当たり前じゃん、と言われるとその通りなのですが、具体的にはまた次回に。




11 件のコメント:

  1. はじめまして。シンガポールのインターの情報を探していたところ、こちらのブログに辿りつきました。ESLの充実したインターや、お通いのインターのことについてより詳細にお話しを伺うことは可能でしょうか。当方、シンガポールに赴任したばかりですが、ESLのあるインターだけでも無数にあり選択に迷います。また、正直なところ学費がかなり高く、Tuition Fee以外の諸々を含めるとかなりの額になりそうだなという印象もあり、その面でもどうしたものかと考えております。。

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  2. KI様
    はじめまして。
    個人的見解としては、学費が比較的安い学校は、Dover Court や Chatsworthなどが挙げられると思います。両校ともに、悪い評判は聞いておりません。商業的な色彩が濃いのが、米系の学校、Stamford GEMS でしょうか。SASは学費は高いですが、手厚いフォローがあるようで、評判は良いです。但し、Waiting だと思います。
    UWCも学費は高いですが、学力レベルが高いと聞いております。学費は残念ながらどのインターを選んでもSGD 30kは覚悟しなくてはならないと思います。可能であれば、学校訪問をお子様とご一緒にして頂いてはいかがでしょうか。きっと、相性の良い学校があると思います。以上、ご参考になれば幸いです。

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  3. Nexusはほとんど情報がありません。ごめんなさい。CanadianはEast/Westに学校があったと思いますが、奥さんに確認したところ、賛否あるようです。但し、少ないサンプリングという事を、ご了承ください。お子様の年齢・性格によると思いますが、クラスに日本人がいた方が良い場合もあります。特に初年度は子供にも相当ストレスがかかるので、クラスに日本人がいた方が逃げ場ができるというメリットもあります。
    日本人学校はとても評判が良いです。学力は世界の日本人学校でも1・2を争うレベルと聞いたことがあります。但し、入学にはテストがあったと思います。テストに落ちて、仕方なくインターを選んだという話を聞いた事ありますので、早めにお問い合わせ頂いた方が良いと思います。あと、インター間での転校は頻繁にあります。学校に不満だ。もっとサポートの良い学校に行きたい。様々な事情で人が動いていきますので、一旦入ってみて合わなければ他の学校に移るというお考えでも全く問題ないと思います。目下の私の悩みは、日本人のお友達が非常に少ないので、週末に友達と遊び機会が少ないことです。その点、日本人学校ですと、野球やドッジボールのイベントが多いので、羨ましく思います。中には、その日本人同士のコミュニティーが煩わしいという人もいますが。。。

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    2. 上記のように書かせて頂きましたが、年齢が合わないかもしれませんね。。あまり考えずに書いてすみません。。

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  4. KI様
    こんばんわ。
    お気遣い頂きありがとうございます。
    ESLは、先生個人の色彩が濃いので、評価をしにくいですが、サポート全般ですと、ISSが良いと聞いております。実は私も問い合わせを2年以上前にしましたが、その時はWaitingとの回答で断念しました。その一方で、ある日本人の方は、サクッと入学できたとお聞きしました。おそらくは、各学校ともに日本人枠(学校で大体の国籍の比率を決めていると思います。Portfolioの組み方と一緒ですね)があるようですが、その方はタイミング良く入れたようです。ご存知の通り、シンガポールは人の出入りが激しいので、タイミング次第かと思います。UWCは、インド人 Waiting listが長いと最近聞きましたし、学校にお問合わせ頂くのが一番かと。
    Dulwitchも新しいBritish系の学校ですが、人気があるようですね。(By 奥さん情報)
    余談ですが、初年度は女の子は順応性が高く、男の子は若干敏感に反応するケースが多いようです。最終的には担任の先生との相性や、クラスメートに仲のよい友達ができるか等によって、子供の学校生活が決まると思いますが、比較的小規模の学校の方が日本人には向いている気がいたします。以上が個人的意見です。あとは物理的に入れるか入れないかという問題になりますので、いくつかの学校にアポを入れて頂いてはいかがでしょうか。私事、ある学校は問合せの返事さえ頂けませんでした(笑)こんな事があっても、気になさらずに。

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    1. ご返信ありがとうございます。学校に問い合わせてみます。むしろこちらの学校への問い合わせで驚いたのは、返事がすぐに来るということでした。私が日本にいた際に督促しまくっていた苦労はいったい。。それだけ、インターがたくさんできて、インター間の競争が激しくなっているのだと理解してます。色々とお教え頂きましてありがとうございました。

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  5. 競争が激しくなってきたのは、私も感じているところです。ここ数年で新しい学校ができましたし、オーバーシーズが移転して大型化されました。その一方で商業的色彩が濃い学校も増え、ある学校のEALは中国人比率が以上に高く、中国が飛び交っているようです。また、何かございましたらご連絡お願い致します。

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    1. ありがとうございます。DulwichはAdmissionから年齢相応の英語力が必要と言われたので、うちの長女の年齢でいきなりは無理そうでした。

      >その一方で商業的色彩が濃い学校も増え、

      これは調べていてそう感じました。「あと少しだけ」Spaceがあるという表現をたくさんみました。実態とは関係なく急かされている感じです。

      >ある学校のEALは中国人比率が以上に高く、中国が飛び交っているようです。

      ほとんどの学校は、聞いても国籍毎の所属人数までは開示しれくれませんでした。。なので、分からないところはありますね。

      勝手に思っているだけで申し訳ありませんが、話題が合いそうなことがたくさんありそうだと感じておりますので、機会がありましたら珈琲など飲める機会がいずれあるとうれしいです。

      それでは、ありがとうございました。

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  6. こちらこそ宜しくお願い致します。
    akirasgid@gmail.com のアドレスで連絡を取り合いましょう。

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